実の祖父ではないが
実家の母親が100歳になるお爺ちゃんの面倒を見ている
耳は遠くなっているがボケる様子もなく
よく声をかけてくれる楽しいお爺ちゃん
私が実家の今帰仁に帰るときは
必ず顔を見にお爺ちゃんのうちへ行く
貝の味噌汁が好きなお爺ちゃんの為に
よく潮干狩りをして貝を持っていく
喜んでくれたら嬉しい・・・
100歳といえば私の倍の人生を歩んでいるわけで
私が100歳まで生きるとして折り返しの年齢
100まで生きるとは思わないが
これだけ長く生きているといいことも
悪いこともあるわけで
お爺のうちに行くとよく
戦争に出兵した時の話を聞かされる
あの時一緒に沖縄から戦争に駆り出された仲間は
お爺一人になってしまった
戦争中、食べるものがなくて
自然に生えている人参を掘り命を繋ぎ
帰ってきてからも畑に人参を植えて食べているそうだ
薬嫌いなお爺は、90才過ぎるまで薬を一切飲まなかった
長生きの秘訣はそれかもしれない
今でも戦争中に負った足の傷が癒えずにいるお爺
できることなら120まで生きて欲しい
別れが辛いから・・・・