だんぱち彦のやんばるの唄

私たちは、檻の外いるのか？　檻の中にいるのか？

私の作った反戦歌です。





　檻の中の街

　　
　　作詩・作曲　だんぱち彦


１、ざわめく人の声をかき消すように
　　
　　轟く爆音がこの街を包む
　　
　　繋いだ命と重ねた指先に

　　思いを巡らせて今日まで歩いてきた

　　夢を夢で終わらせないように

　　歩く速さなど気にしないで

　　前を向いて

２、都合の悪いものは全てこの街へ
　
　　押しつけて素知らぬ顔をしている

　　自由を求めた人たちの事を
　　
　　ただの甘えと突き放す


　　罪を罪で塗りつぶしていた

　　真実さえ解らないほどに

　　歪んだ世界に押しつぶされて

　　心の生き場を失ってた

３、こぼした涙はこの手で拭き取って

　　新しい道を作って歩いてゆく

　　二度と同じ過ち犯さぬように

　　あなたの心に言い聞かせてほしい

　　檻の中の街から　檻の中の人から

　　自由な街へ　自由な世界へ